古都奈良名所訪問日記

今日、１／９に実施された奈良まほろばソムリエ検定のソムリエの合否通知が届きました。



無事、合格いたしました。







ソムリエ合格者にだけ贈られるという、噂の金バッチもゲット！







これで私も奈良ソムリエです。うれしいです。



ところで、今回ソムリエに合格したのを機に、一旦このブログを終了しようと思います。



本来ならば、ソムリエに合格したからこそ、もっとブログを頻繁に更新して奈良の事を書くべきなのかも知れませんが、改めて、ネットを通して不特定多数の人に情報提供することの責任を感じ、自分自身がさらに知識を広め、スキルアップしなければならないと今考えております。



合格したことに慢心せず、さらに深く学んでいきたいと思います。



そしていつかブログを再開できたらと考えております。



今まで、一度でもこのブログに目を通して下さった方、ありがとうございました。



最後に、今回のソムリエ受験に際し、参考になった本を紹介しておきます。







「きょうの奈良　−　まほろばの国の三六五日」
　　　　　監修　吉岡幸雄　　　執筆　小野久仁子　　　紫紅社



もちろん、これだけ勉強しただけではだめですが、この本大変役に立ちました。

昨日、薬師寺に行ったら、義援金の募金箱があったので早速募金してきました。



聞くところによると、奈良県内の主要寺院には現在、義援金の募金箱が設置されているとのことです。



被災された多くの方々を救済し、



一日も早く日本が元気を取り戻せるように、みんなで協力しましょう。

久しぶりに、書かせていただきます。



はじめに、今回の地震で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。



実は、私の福島に住むおば夫婦も今回の地震の被災者で、ずっと連絡が取れず心配しておりましたが、今朝ようやく無事であることが確認できました。



避難所にいるとのことですが、まだまだ予断を許さない状況で心配です。



今日薬師寺の東塔の内部特別公開に行ってきました。（〜３／２１まで）



いつもなら、ワクワクしながらの拝観となるところなのですが、



やはり、おばたちのことが気になってしまいます。



とはいっても、今の我々には何もしてあげることはできません。



今はただ、祈るしかありません。



おば夫婦が、無事で元気でいてくれますように。



そして、今回被災された方の一人でも多くの命が助かりますように。



合掌。






　もうすぐ見納めの薬師寺東塔





金堂本尊薬師三尊様に合掌！

あけましておめでとうございます。



と言っても、もう１／６ですね。



正月三が日の、奈良の神社の初詣の人出は、多い順に、



１位・橿原神宮、２位・春日大社、３位・大神神社だったそうです。



私は、１／１に、氷室神社に行ってきました。



氷室神社は、私の住む地域の産土神ですし、まずは、こちらに御挨拶しようと思いました。



氷室神社は、奈良国立博物館の向かいにあります。







その名の通り、氷室の神を祀る神社です。



春のしだれ桜の名所としても知られています。



５／１には、献氷祭が行われ、鯉や鯛の氷柱が献じられます。





　氷室神社



大晦日の晩に、参拝に来る人のために用意されたらしい灯籠らしきものが足元にありました。



さすが氷室神社ですね。灯籠が氷でできていました。

いよいよ、今年も今日で終わり。



大晦日から元日にかけて、初詣に出かけられる方も多いと思います。



東大寺の大仏殿では、大晦日から元日の午前８時まで、観相窓が開けられ、大仏様のお顔が外から拝見出来ます。



１２／３１の何時からなのかはよく知りませんが、１／１の午前８時までなら、無料で大仏殿を拝観できます。







私自身は、少々風邪気味なので今回も行けるかどうかはわかりませんが、



もし行かれる方がいらっしゃったら、くれぐれも寒さ対策は万全にしてくださいね。






つたないブログを読んでくださり、ありがとうございました。



来年も、無理のないペースで書いていこうと思います。



それでは、よいお年をお迎えください。

最後に大願寺に行きました。



大願寺は、大宇陀バス停のちょうど裏あたり、少し坂を登った所にあります。







聖徳太子が蘇我馬子に命じて建立させたと伝えられているそうです。



境内は自由に見学できます。



こちらのご本尊は十一面観音菩薩立像で、長谷寺の徳道上人が造ったと言われています。



右手に錫杖を持っていることから、長谷寺式観音の「試みの像」と言われているそうです。



また、１８８５（明治１８）年に本堂が焼失した際、頭部と両腕がなくなりましたが、のちに発見されて復されたため「焼けずの観音」とも呼ばれるようになり、火災除けの霊験が加わったそうです。



境内の奥には、「おちゃめ庚申」と呼ばれる庚申石仏があります。





おちゃめ庚申



石仏に刻まれた申が漫画風で愛らしいので、「おちゃめ」庚申の名で呼ばれるようになったとのことです。





　おちゃめ庚申アップ



大願寺は薬草料理でも知られる寺で、季節により予約をすれば薬草料理をいただけるそうです。



興味のある方は、大願寺に直接電話してみてください。



大願寺ｔｅｌ　　　　０７４５−８３−０３２５






お料理は、こちらでいただけるみたいです。

かぎろひの丘万葉公園から、１００ｍほどの所に阿騎野・人麻呂公園はあります。



中之庄遺跡を復元、保存し、公園として整備したのだそうです。



馬に乗った柿本人麻呂の像が立ち、



竪穴式住居や掘立柱建物が復元されています。




馬に乗った柿本人麻呂像





　竪穴式住居の復元




　掘立柱建物の復元

阿紀神社の前の橋を渡り、そのまままっすぐ道なりに行くと、５分ほどでかぎろひの丘　万葉公園に到着です。







その名の通り、少し石段を登った丘の上にあります。



公園といってもそんなに広くはありません。





　かぎろひの丘　万葉公園



この写真に、ほぼ全体が映ってしまうくらいの広さです。



この辺りは、飛鳥時代から宮廷の狩場になっていた場所と考えられています。



写真右手の細長い石碑は、柿本人麻呂の歌碑で、



「ひむがしの　野にかぎろひの　立つ見えて　かへりみすれば　月かたぶきぬ」



という、歌が刻まれています。



これは、軽皇子（かるのみこ＝後の文武天皇）の狩りのお伴をした柿本人麻呂が、夜明けの自然現象である「かぎろひ」を見て詠んだ歌なのだそうです。



毎年旧暦の１１月１７日にはこの場所で、「かぎろひを観る会」が開かれるそうです。



つい最近では、１２月２２日の午前４時から開催されたそうです。



「かぎろひ」がどんなものなのか、見てみたい気もしますが、なんか寒そうです。