興福寺の東金堂は、726年聖武天皇が叔母の元正太上天皇の病気平癒を願って建立されました。
その後、5回の罹災を受け現在の建物は、1415年に再建されたものだそうです。
堂内では、本尊の薬師如来坐像をはじめ、国宝、重文の仏像を拝観できますが、今回、後堂で50年ぶりに東金堂に戻ったという正了知(しょうりょうち)大将像が特別に公開されることになりました。
正了知大将像は、像高が167cm。
「金光明最勝王経」などに説かれる仏法の守護神だそうで、東金堂創建当初から後堂に安置されていたそうです。
1017年の火災の際に、踊り出て焼失を免れたことから「踊り大将」とも呼ばれているそうです。
現在の像は、室町時代に再興されたものだそうです。
実は、私はこの正了知様を何度かテレビで拝見していて、なかなかのイケメンだなあと思っておりました。
それ故、お会いするのを非常に楽しみにしておりました。
実際、お会いしてみると、凛々しくてそんなに大きくないのに威厳があってかっこいい、超イケメンさんでした。
阿修羅様もかっこいいですが、私は個人的にこちらの方がタイプです。
せっかくなので、絵ハガキでもあれば買って帰ろうと思ったのですが、見当たりません。
ショップの方に聞くと、正了知様のものはないそうです。残念!
興福寺の五重塔初層と東金堂後堂の特別公開は11月23日までです。拝観料は、両方セットで1000円です。
ラベル:奈良市