2010年12月25日

かぎろひの丘 万葉公園

阿紀神社の前の橋を渡り、そのまままっすぐ道なりに行くと、5分ほどでかぎろひの丘 万葉公園に到着です。







その名の通り、少し石段を登った丘の上にあります。



公園といってもそんなに広くはありません。



no-title

 かぎろひの丘 万葉公園



この写真に、ほぼ全体が映ってしまうくらいの広さです。



この辺りは、飛鳥時代から宮廷の狩場になっていた場所と考えられています。



写真右手の細長い石碑は、柿本人麻呂の歌碑で、



「ひむがしの 野にかぎろひの 立つ見えて かへりみすれば 月かたぶきぬ」



という、歌が刻まれています。



これは、軽皇子(かるのみこ=後の文武天皇)の狩りのお伴をした柿本人麻呂が、夜明けの自然現象である「かぎろひ」を見て詠んだ歌なのだそうです。



毎年旧暦の11月17日にはこの場所で、「かぎろひを観る会」が開かれるそうです。



つい最近では、12月22日の午前4時から開催されたそうです。



「かぎろひ」がどんなものなのか、見てみたい気もしますが、なんか寒そうです。ふらふら







ラベル:宇陀市
posted by チヨ at 11:55| 奈良 ☁| 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする