大願寺は、大宇陀バス停のちょうど裏あたり、少し坂を登った所にあります。
聖徳太子が蘇我馬子に命じて建立させたと伝えられているそうです。
境内は自由に見学できます。
こちらのご本尊は十一面観音菩薩立像で、長谷寺の徳道上人が造ったと言われています。
右手に錫杖を持っていることから、長谷寺式観音の「試みの像」と言われているそうです。
また、1885(明治18)年に本堂が焼失した際、頭部と両腕がなくなりましたが、のちに発見されて復されたため「焼けずの観音」とも呼ばれるようになり、火災除けの霊験が加わったそうです。
境内の奥には、「おちゃめ庚申」と呼ばれる庚申石仏があります。
おちゃめ庚申
石仏に刻まれた申が漫画風で愛らしいので、「おちゃめ」庚申の名で呼ばれるようになったとのことです。
おちゃめ庚申アップ
大願寺は薬草料理でも知られる寺で、季節により予約をすれば薬草料理をいただけるそうです。
興味のある方は、大願寺に直接電話してみてください。
大願寺tel 0745−83−0325
お料理は、こちらでいただけるみたいです。
ラベル:宇陀市